コンピュータウイルスの定義と概要(前編)
2024/12/04
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コンピュータウイルスの定義と概要
コンピュータウイルス(Computer Virus)は、自己複製を行い、通常は不正な方法で他のコンピュータやファイルに感染するプログラムの一種です。ウイルスは、一般に感染したコンピュータのシステムやデータを損傷したり、破壊したり、情報を盗み取ったりすることを目的としています。その名前は、バイオロジカルなウイルス(感染症を引き起こす細菌やウイルス)に似ているためつけられましたが、実際にはソフトウェアとしてコンピュータ上で動作します。
コンピュータウイルスの特徴的な点は、自己複製機能を持ち、他のプログラムやファイルに感染していく点です。ウイルスは通常、ユーザーが特定の操作を行ったときに起動し、悪意のある動作を開始することがあります。ウイルスには、他のプログラムに感染するために、ユーザーがインターネットを介してファイルを共有したり、ソフトウェアをインストールしたりする際に潜むことが多いです。
コンピュータウイルスの歴史
コンピュータウイルスの歴史は、コンピュータ自体の発展と密接に関連しています。初期のコンピュータウイルスは、主に研究者やハッカーが自己学習的に開発したもので、商業的な目的や悪意からではなく、技術的な挑戦の一環として作成されたことが多いです。
初期のウイルス(1980年代前半)
コンピュータウイルスという概念自体は、1980年代初頭にはまだ確立していませんでしたが、1980年代初期にいくつかの初期的なウイルスが登場しました。その中でも、最も初期のウイルスとして知られているのは「Creeper」ウイルスです。Creeperは、1971年にアメリカのコンピュータ科学者ボブ・トーマス(Bob Thomas)によって開発されたもので、ARPANET(インターネットの前身)を利用して広がったとされています。このウイルスは、感染したコンピュータに「I'm the creeper, catch me if you can!(私はクリーパー、捕まえられるか?)」というメッセージを表示するだけで、破壊的な動作は行いませんでした。
その後、1982年には最初の商業的なコンピュータウイルスである「Elk Cloner」が登場しました。Elk Clonerは、Apple IIコンピュータのフロッピーディスクに感染し、感染したディスクを他のコンピュータに広げることができました。Elk ClonerもCreeperと同様に、ウイルス自体は悪意を持っていたわけではなく、ユーザーにメッセージを表示するなどの軽微な動作を行うに過ぎませんでした。
中編に続く
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