ネットワーク LANについて(中編)
2024/12/14
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前編からの続きです。
ネットワーク LANについて
3. LANの構成要素
LANは、複数のデバイスや機器が接続されて通信を行うための仕組みですが、その基本的な構成要素を理解することが重要です。以下に、LANを構成する主な機器と技術を説明します。
3.1 ネットワークデバイス
コンピュータ(クライアント): LANを利用する主体となるデバイスで、データの送受信を行います。デスクトップPCやノートPC、タブレット、スマートフォンなどがこれに該当します。
サーバ: LAN内で共有されるリソースを提供するコンピュータです。ファイルサーバやプリントサーバ、メールサーバなどがあり、他のデバイスがアクセスできるように情報を提供します。
ネットワークスイッチ: ネットワーク内の各デバイスを接続する機器です。スイッチは、受信したデータを適切な宛先に転送する役割を担います。スイッチは、複数のポートを持ち、それぞれのデバイスが接続されます。
ルーター: LAN内のネットワークと外部(例えばインターネット)との接続を担当します。ルーターはIPアドレスを使ってデータの経路を決定し、異なるネットワーク同士の通信を可能にします。
3.2 ネットワークメディア
LAN内でデバイスを接続するためには、通信が行われる物理的な媒体が必要です。代表的なものは次の通りです。
ツイストペアケーブル(UTPケーブルなど): 最も一般的に使用される有線の通信メディアで、ケーブル内にツイストされたペア状の銅線が使われます。家庭やオフィスなどで広く利用されています。
光ファイバーケーブル: 高速かつ長距離の通信に適したメディアで、光信号を使用してデータを転送します。大規模な企業やデータセンターなどで使用されます。
無線通信(Wi-Fi): ケーブルを使わず、無線で通信を行う方法です。Wi-Fiは、家庭やオフィスのLANで広く使用されています。
3.3 通信プロトコル
ネットワークで通信を行うためには、共通の規則(プロトコル)が必要です。LANでよく使用されるプロトコルには次のようなものがあります。
Ethernet(イーサネット): 最も一般的なLANの通信規格です。Ethernetはデータリンク層で動作し、物理的にケーブルを使ってデータを転送します。通信速度は、10Mbps、100Mbps、1Gbps、10Gbpsなど、さまざまな速度があります。
Wi-Fi(無線LAN): 無線通信規格の一つで、IEEE 802.11規格に基づいています。Wi-Fiは、ケーブルなしでLANに接続できるため、柔軟なネットワーク環境を提供します。
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol): インターネットをはじめ、ほとんどのネットワークで使用される通信プロトコルです。データをパケット単位で送受信し、ネットワーク内のデバイスをIPアドレスで識別します。
後編に続く
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