ネットワークWAN(Wide Area Network)について(前編)
2024/12/20
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ネットワークWAN(Wide Area Network)について
WAN(Wide Area Network)について
1. WANとは何か?
WAN(Wide Area Network)は、広範囲にわたるネットワークを指し、通常、地理的に離れた複数の拠点を結ぶ通信網のことを意味します。例えば、異なる都市や国、さらには大陸間を結ぶインターネットや企業の専用ネットワークなどがWANの典型例です。WANは、局所的な通信網であるLAN(Local Area Network)とは異なり、広い範囲をカバーするため、通信技術やインフラの規模が大きく異なります。
WANの主な役割は、異なる場所にあるコンピュータやサーバ、ネットワーク機器間でデータを効率よく交換し、遠隔地のネットワークを一つの大きなネットワークとして接続することです。これにより、企業は複数の拠点を効果的に連携させ、インターネットやプライベートな通信路を通じて、遠距離間の情報交換を可能にします。
2. WANの特徴と利点
WANには以下のような特徴と利点があります。
広域カバレッジ: WANは、地域的、国際的に広がるネットワークを構成します。これにより、地理的に離れた場所にあるネットワーク同士を接続することができます。
高いデータ転送能力: WANは、大容量のデータ転送を可能にするため、高速なインターネット回線や専用回線を使用します。これにより、企業や団体が大規模なデータを効率よく交換できます。
冗長性と信頼性: 重要な通信が行われるため、WANの構築には冗長性が求められます。もしある通信路が故障した場合、他の経路を使ってデータを転送する仕組みが組み込まれています。
セキュリティ: WANでは、暗号化技術や専用回線を使用して、通信のセキュリティを強化します。特に企業のWANでは、VPN(Virtual Private Network)を利用して、インターネットを介した通信を安全に行うことが多いです。
3. WANの構成要素
WANを構成するためには、さまざまな要素が関与します。代表的なものは以下の通りです。
通信回線: WANを構築するためには、通信回線が必要です。これには、電話回線、光ファイバー、専用回線、衛星通信回線などが含まれます。これらの回線は、ネットワークを接続するための物理的なインフラを提供します。
ルーターとスイッチ: WANの接続には、インターネットサービスプロバイダー(ISP)や企業内のルーターが使われます。これらのルーターは、異なるネットワーク間でデータを転送する役割を果たします。スイッチもローカルな部分で通信を効率化します。
モデム: モデムは、デジタル信号とアナログ信号を相互に変換する装置で、特にダイヤルアップ接続やADSL、光ファイバー接続において重要な役割を担っています。
専用線(Leased Line): 特定の組織や企業が自社の拠点間を接続するために利用する専用回線です。専用回線は、他のユーザーと共有されず、一定の速度で安定した通信を提供します。
中編に続く
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